お葬式のお通夜でのお悔やみの言葉

お葬式に参列する際にはさまざまなマナーが存在します。中でも避けて通ることができないもので、誰もが迷ってしまいがちなのが、お悔やみの言葉の掛け方です。どういった言葉を言えばいいのか、はっきりとした言葉が出てこないこともあるでしょう。お悔やみの言葉は、失礼にならないようにする必要があります。遺族側からすれば、家族が亡くなった状況です。これを意識していく必要があり、故人の死を悼むというのが大前提になります。できるだけ短い言葉で伝えることが必要になるのは、お葬式は遺族にとってとても忙しい時間だからです。故人の死を悲しむ時間すらないこともあります。この状況を踏まえると、できるだけ要件をまとめて伝えることの重要性が分かってきます。

いろいろと伝えたいことがある場合も多いものですが、遺族の負担を考えれば、必要以上の時間を取ってはいけません。関係が深かったとしたら、余計に心情を考えてあげることがマナーとなってくるでしょう。声のトーンも抑えながら、お悔やみの言葉を掛けます。マナーとして行ってはいけないことが、死因を尋ねることです。どんなに気になっても追求してはいけません。一般的にお悔やみの言葉として相応しいのは、このたびは誠にご愁傷さまでございます、心からお悔やみ申し上げますといった言葉です。余計な修飾の必要はありません。

宗教的な問題も出てきます。キリスト教を例に挙げると、死は終わりではありません。神に召されることであり、祝福の意味を持ちます。しかし、日本人としては心情がとらえにくいこともあるでしょう。安らかなお眠りをお祈り申し上げますとするのが、キリスト教の時のお悔やみの言葉として適切です。

実はタイミングによっても言葉が変わってくることになるのも、覚えておくべきポイントです。受付ではご焼香させていただきますといった言葉になりますし、通夜ぶるまいから退席するときには、おもてなしにあずかりましたと一言掛けられればかなりの違いになってきます。お葬式に参列できずに後日尋ねた場合には、お葬式にうかがえずに申し訳ないといった言葉を伝えることがマナーです。